いい大人が感情くらいコントロールしてほしい
何をしても機嫌が悪いからもうお手上げ
こんな悩みにお答えしていきます。
この記事を書く私は
結婚生活7年目、夫婦喧嘩ゼロ、子ども1人のサラリーマンです。
生理中の妻の態度に対し、私もイライラすることはあります。
しかし私が妻に感情的な態度を取ったことは無く、喧嘩に発展したことは一度もありません。
結論から言うと
生理中の妻に対してできることは、甘い物を買ってきて生理が終わるまで放っておく、の2つです。
結論
- 甘い物を買って帰る
- 生理が終わるまで放っておく
この記事を読めば、生理が無い我々男性までイライラする必要は無いと気付き、妻の生理が終わるまで心安らかに過ごすことができます。
記事の最後に取り上げる内容は、生理中の妻の態度にイライラしてしまう男性側の問題についてです。
少しだけ認めたくない部分も出てくるかもしれません。
ただ楽になる考え方を持つきっかけとしてくれたら幸いです。
男は生理を理解できない
大前提として、男は生理を理解できません。
”ツラい”ということを「知っている」だけで、「理解」はできません。
なぜなら、男性は生理を経験できないからです。
想像しかできません。
よく「理解しているつもりだよー」と言っている方もいますが、違うと思っています。
私は一度も経験したことが無いモノに対し「理解している」なんてとても軽々しく言えません。
我々男性は生理というものを「知っているだけ」です。
旦那ができる2つの対応
これが正解というわけではありません。
「これさえやってれば良いんでしょ」
という態度は見抜かれます。
嘘でもいいから優しい言葉をかけながらの対応をしてください。
甘い物を買ってくる
「モノで機嫌を取るのかよ」
と思うかもしれませんが、理由があります。
イライラしている状態はコルチゾールというストレスホルモンがたまっています。
コルチゾールが増えると、男性でも糖類や油っこい物を食べたくなる傾向にあります。
生理中は単純に食欲も増えます。
もしも
「甘いもの買ってくれば良いと思ってるでしょ?」
と言われてしまっても大丈夫です。
素直になれない精神状態なだけです。
その後は高確率で食べてくれます。
終わるまで放っておく
自分から余計なことはあまり言いません。
どれだけ気を使って行動しようともあまり効果が無いのが現実です。
何かと粗を探して文句を言いたくなる精神状態なので、何をしても機嫌が直ることはありません。
それ以上に不安定な状態です。
ならば、終わるまで放って置いた方がお互いの為になります。
「いやいや、放って置こうと思っても向こうから突っかかってくるんだけど」
と思うかもしれません。
確かにきます。
それこそ子どもの相手をするかのように
「うんうん、そうだね」って言ってあげれば良いと思います。
相手は大人ですから、あえて挑発的な言葉を選んでくることもあります。
でもこっちの精神は安定しているのですから、わざわざ不安定な妻の調子に合わせる必要はありません。
生理中のイライラの原因
ざっと調べたところ2つの原因が考えられます。
あまり難しい解説をしてもしょうがないので簡単に紹介します。
鉄分不足
鉄分が不足すると性別関係なく色々な不調が出てきます。
その中に「何かイライラする」というものがあります。
生理中は出血があるわけですから、血液中の鉄分が不足するのは道理です。
ホルモンの増減
生理前後はホルモンが大きく増減するため、脳に負荷がかります。
エストロゲンやプロゲステロンという2つのホルモンが影響しているようです。
血が減ってホルモンが不安定、イライラする原因が山のように押し寄せてくるのが生理です。
イライラの原因は我々のせいではない
ここまでで何となく気付いたかもしれませんが
生理中のイライラの原因は「生理」であって我々ではありません。
「あんたにイライラする」と言われても、それは自分に原因があるのではなく、ただイライラのはけ口にされているだけです。
"言いやすい"から言われている
基本的に感情的な態度になる人は、冷静に人を選んでいます。
”イライラしたら誰だろうと強い口調で威嚇する”、そんな人はいません。
「こいつになら言っても大丈夫だな」と思われているからイライラのはけ口にされています。
例えば、凄くイライラしている時に会社の上司や社長と肩がぶつかっても絶対に強気には出ないです。
旦那なら100%大丈夫と分かっているから、イライラをぶつけても良いと判断して我々に理不尽な感情をぶつけてくるのです。
私の妻も子どもには絶対に優しく接しています。
でも私と話す時はスイッチを切り替えたように強い口調です。
器用な芸当だと思います。
生理中の妻の態度にイライラしてしまう男達へ
ここからは、生理中の妻の態度に自分までイライラしてしまうタイプの方へ
以前心理学の本を読んでいて知った1つの考え方を紹介します。
生理中は例外として
基本的に人間が感じる全てのイライラの原因は自分にあります。
妻の態度が気に食わないのも、部下の仕事が遅いのも
そのイライラする原因は自分にあります。
特に彼氏彼女だったり、夫と妻はお互いが鏡のような存在だと言われています。
相手を変えることは不可能です。
自分が変わることで相手の態度も少しずつ変わります。
イラッとした理由を考える
自分を変えるとは具体的にどういうことかというと
相手の発言でイラっとしたら
まず、なぜその発言でイラっとしたのかを考えます。
出た答えに対し、更に「なぜ?」を繰り返します。
「なぜ?」に対しては素直に答えてください。
誰に聞かれるわけでもない、自問自答です。
決して自分を偽らずに素直に答えていって、「なぜ?」を繰り返してください。
そうすると最終的に、自分の劣等感だったり恐怖、悲しみにたどり着きます。
素直に受け入れられないものです。
でも、この行きついた受け入れ難い答えがイライラの根本的な原因です。
受け入れて許す
劣等感、恐怖、悲しみを隠したくてイライラしていた。
これに気付いてから次にやることは、そんな自分を受け入れて許すことです。
容易ではないかもしれません。
でも受け入れて許すことができた時、初めて相手を許すことができるようになります。
自分を許し、他人を許す
自分を許せない人間は、他人も許せないのです。
よく他人に対して常に強気で威嚇してて尖がっている人いますよね?
そういう人は自分が抱える大量の弱みを認められず、ひたすら隠すために攻撃的になっているだけです。
「弱い犬ほどよく吠える」と言いますがまさにその通りなのです。
でも、紹介した方法
イラッとしたことに「なぜ?」を繰り返し
行きついた答えを受け入れて自分を許すことができた人間は、相手を許すことができるようになります。
他人に対して無駄に感情の浪費をしなくなるのです。
こうなったら、もう生理中の妻の態度に毎回イライラしなくなりますし
優しいまなざしで見られるようになります。
月1のことくらい慣れよう
最後に長々と心理学の本で読んだことを紹介してしまいましたが、これで自分を変えるきっかけにしてみてください。
それが嫌なら、とりあえず甘い物を買ってきて放っておきましょう。
イライラタイムはたかだか月に1度のことです。
男ならしっかり腰を据えて受け入れてあげましょう。