塩

家庭・育児

家族のために減塩を受け入れた結果【メリット・デメリット】

妊娠した妻から減塩宣言
毎日楽しみにしている晩飯の味が薄くなってしまう

 

減塩をすんなり受け入れられるパパが世の中にどのくらいいるだろうか

 

毎日家と職場の往復、遅くまで仕事をして唯一の楽しみは風呂上りのビールと晩ご飯

この記事を書いている約2年半前までは、私も毎晩ビールを飲んでいたし味の濃いものが大好きだった。

 

結論から言うと

減塩したおかげで食事の楽しみ方が変わり、発見が有り

減塩して良かったとはっきり言い切れる

 

この記事では、1日の摂取量とか妊娠高血圧症候群とか難しいことを言いたいのではない。

 

減塩したらご飯が美味しくなくなってしまうとか、楽しみが無くなるとか

そういう思い込みを一旦排除して、妻の妊娠を機会に減塩してみると良いことがあったという経験に基づいて、個人的におすすめしているものである。

動機はともかく結果として家族全員がハッピーになれば良い

 

妻の妊娠と減塩宣言

妊娠

 

4年間の妊活の末、妻は念願の子を妊娠。

なかなかできなかった分とても思い入れが強く、できることは全部しておきたい。

その中の一つが減塩だった。

 

同時期に子どもができた職場の同僚も同じく妻から減塩すると言われたらしい。

同僚は「冗談じゃない、飯くらい美味しく食わせろ」というスタンス。

 

かくいう私も

味が薄くなっちゃうのか・・・

と思ってしまったのだが、無事に産まれてほしいという気持ちが勝利した

 

 

料理は妻が作っている

妻は料理をすることじたいは好きなタイプだ。

料理は毎日妻が作っている。

 

妻の作る料理は全て美味い。

どうしても受け入れがたい味だったときだけ要望を少し伝えるくらい。

作ってくれたことを配慮して伝える必要があると考える。

 

文句があるなら自分で作る

 

私は実家では小さいころから「文句があるなら自分で作れ」という教育を受けて育ったため

基本的に妻の作る料理にいちいちケチをつけない。

 

どうしても減塩を受け入れられないのであれば、自分で作る他無いのである。

 

減塩も意外と悪くない

料理

 

グラム単位で使う塩の量を減らしたり味噌汁に使う味噌の量を減らしたり

いきなりゼロにするのではなく、少しずつ塩分を減らしていった

 

舌が慣れてくる

最初の1食2食だけ「ちょっと味が薄いかも?」と感じる程度で、それ以降は味の薄さに違和感を全く感じなくなる。

濃さに慣れていくように、薄さにも慣れていくものなのだと実感した。

 

減塩しても飯は美味い

妻の減塩方法が絶妙だったのか、料理の腕前が最高なのか

毎晩作ってくれる料理に全く不満を抱かずに過ごしていた。

 

 

減塩して感じたメリット

 

塩味を無くしていくと、全く塩味の無い料理でも満足できるようになる。

そして時々塩分が濃い料理を食べた時、特別感と幸福感に包まれる。

 

よく噛んで食べるようになった

口に入った瞬間にすぐ味が伝わる「これでも食らえ」感のある料理ではなく、よく味わって食べる料理が多くなる。

すると必然的によく噛んで食べることになる

 

噛む回数が多くなることのメリットもたくさんあるらしいではないか。

難しいことは分からないが、ダイエット中であれば良い効果が期待できそうだ。

 

素材の味を知る

個人的にこのメリットが一番感動した。

塩分が減り、噛む回数が多くなることで素材そのものの味を楽しむことができるようになった

 

「え、これって本当はこんな味だったの?」と恥ずかしながら30年以上生きてきて、初めて素材の味を知った食材がたくさんあった。

これにより食事の楽しみ方が変わった。

 

よくテレビで、恐らく味の薄い料理に対して「あ、とても、素材の味が生きてますねー」なんていう食レポがあるけど

あんな薄っぺらいものではない。

本当に美味しく食べることができる

 

作り分けの必要が無くなる

もしも減塩を受け入れられなかった場合、子ども用と大人用で分けて作らなければならない

「子ども用を先によそってから、その後大人の味付けにすれば良いじゃないか」

という人もいるだろう。

 

でもそんなことを言う人は多分、普段料理をしない人だ。

毎日の毎日そんな一手間をしたがるだろうか、それこそ自分でやれよって言われてしまう。

 

慣れてしまえば子ども用と同じ味付けでも全く違和感がなく食べられる

後から言われて初めて気づいたこともあった。

それだけ美味しく作ってくれる妻の腕前もあるのかもしれない。

 

圧倒的感謝。

 

外食の特別感がアップ

普段から薄味に慣れていくと、外食した時の特別感が増大する。

塩分の存在感がすごい。

 

「ほらみろ、やっぱり塩分があった方が美味しいんじゃないか」

そんな声が聞こえてきそうだ。

 

確かに味の濃い料理は美味しい。

でもこれほどの特別感を感じられたのは減塩したからこそであり

昔はこんなに塩分摂ってたのかと驚きもある。

 

好きなもの食って早く人生を終えたいという考えの人には縁の無い話かもしれない。

 

減塩して感じたデメリット

不味い

 

それほどデメリットを感じていないが、強いていうならということをあげておく。

 

出来合いのものが全て塩辛く感じてしまう。

妻意外の他人の作った料理に警戒してしまうようになった。

 

加工肉が塩辛すぎる

 

全ての加工肉の塩分がとにかく濃く感じる。

みんな大好きシャウエッセンやアルトバイエルン。

あんなに好きだったウインナーが塩辛すぎて食えなくなってしまった

 

めちゃめちゃ美味しい。でも塩辛すぎる。

これだけ塩辛いと冬も余裕で越せることだろう。

 

居酒屋料理

昔は意識しせず美味しく飲んでるだけで、飲み放題2人分の元をとってしまうくらい、がばがばとビールを飲んでいた。

あの時は居酒屋料理の味付けが最高に美味しかった。

 

たまにしかお酒を飲まなくなり減塩した料理に慣れた今では

この料理一口でご飯1杯いけてしまうのではないか、というくらいに味が濃く感じる。

 

居酒屋料理を心から美味しく感じられなくなってしまった。

というか、居酒屋に行かなくなった。

 

あの楽しい雰囲気また味わいたいという気持ちもある。

もし息子が成人してお酒を飲むようになったら、一緒に行ける日がくることを楽しみにしておこう。

 

減塩について詳しく知りたくなったら

ひらめき

 

減塩についてもっと知りたくなったら、農林水産省や厚生労働省などから情報が出ているが

消費者庁から出ている減塩についての情報がわかりやすかったので載せておく。

減塩社会への道ー消費者庁

 

まとめ

 

減塩すると

 

  • 意外と慣れる
  • 食事の楽しみ方が変わる
  • 素材の味に気づく
  • よく噛んで食べるようになる
  • 加工食品の味が濃く感じる
  • 妻の料理以外を警戒するようになる

 

減塩を受け入れ新たに自分のための楽しみを見出すことによって、結果として妻や子どものためになった。

動機は何でも良くて、家族皆がハッピーになれるよう自分を変えてみると以前よりも充実した人生を送れるかもしれない。

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