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雑記

漫画すら読まなかった私が月1冊以上の読書が続いている理由と方法

読書した方が良いのは知ってるけど、絶対途中で挫折する。
漫画すら読むの疲れるのに、自己啓発やビジネス書なんてとてもじゃないけど手を出せない。

 

 

こんな悩みにお答えする。

 

この記事を書く私は以前、漫画すら読むのが苦痛になってくるくらい文字を読まない人だった。

これまでも何度か読書に挑戦しては度々挫折を繰り返していた。

 

そんな私でも今では月1冊以上は必ず本を読む習慣をつけることができた。

その理由と方法を紹介する。

 

結論からいうと読書に興味を持ったらまずは

  • 薄くて物語風の本を選ぶ
  • 全ページ読破する必要は無い

ということを覚える。

 

そうすると読書が苦ではなくなり、日々のインプット習慣を身に付けることができる。

毎日読書が楽しくて仕方がない状態にまでなった。

 

 

成功者はみんな読書をしている、けど・・・

仮眠

 

世の中の成功者と言われる人はみんな口を揃えて「読書をしている」という。

漫画や小説ではなく、自己啓発本やビジネス本も読んだほうが良いことは知っている。

 

今更言われなくても分かっている。

 

でも、読書する気になれなかった。

なぜか。

 

昔から何度も挫折をしているからだ。

 

容易に想像できる読書を挫折する未来

 

今自分が求めている内容が書かれている本があったとする。

その本に悩みの答えを求めて読み進める。

 

どこに答えが書いてあるだろう。

せっかくお金を出したんだから全部読まないと損だ。

 

最初からしっかりと読み続け、本の1割ほど進んだ所で読むのがしんどくなってきて。

苦痛を感じながら2割~3割程読んだ所で挫折する。

 

これが今までの私の本の読み方で、何度も同じ失敗をしてきた。

だから今回も挫折することは目に見えている。

気づけば全く本を読もうという気にはならなくなっていた。

 

漫画すら読まなかった

 

漫画とアニメどっちが良いか、と聞かれたら迷わずアニメ派だと答える。

アニメの方がぼーっと観れるのに内容が頭に入ってくるからだ。

 

漫画の単行本を1冊読むのにだいたい1時間15分かかってしまう。

その理由は普段から文字をあまり読まなかったからだ。

 

漫画の単行本1冊読んだだけで疲れてしまう。

そんな人が本質のみが書かれた骨太の自己啓発本なんて読めるとは到底思えなかった。

 

 

ちなみに、そんな私でも1つだけ1時間以内に読めて疲れない漫画がある。

何かというと、「刃牙」シリーズだ。

読んだことがある人ならば共感を得られるはずだ。

 

読書しようと決意した理由

親子

 

何度も何度も読書を挫折しているのに、またしても挑戦した理由は2つ。

  • リベ大・両学長のおすすめ
  • 絵本を読んでいる息子を見て

 

リベ大・両学長のおすすめ

 

ブログでおすすめされていた

「チーズはどこへ消えた?」

という本が、読書レベル底辺の私にとって最高に丁度良い本だった。

 

レビューを見ると1時間程で読み終えられる、と書いてあったので安心して挑戦してみた。

私の場合は2時間半かかってしまったが

「1冊読み終えた」という達成感が次の1冊を選ぶ原動力となった。

 

 

絵本を読んでいる息子

 

自分は本を読まないくせに、息子には本を読ませたいなんて親としてどうなんだ

と思うようになった。

 

子どもは親の真似をしたがるものだ。

ならば一番手っ取り早いのは、私が読書をしている姿を子どもに見せることではないだろうか。

 

 

本の選び方

選び方

 

いきなり格好つけて辞書のように分厚い本を選んだ所でほぼ確実に挫折する。

有名なところで言うと「7つの習慣」や「マネジメント」のような、本質のみが書かれている骨太の本をいきなり選ぶのはハードルが高すぎる。

 

ベストセラー本

たくさんの本を読めれば一番良いのだろうけど、まずはベストセラーの本から選ぶ。

売れているのにはそれなりの理由がある。

 

タイトル一発勝負で本を選ぶのも面白いかもしれないが

まずはベストセラー本からをおすすめする。

 

また、ベストセラーの本はYouTubeなどで本の要約をしている動画が多く買う前にどんな内容なのかざっくりと把握できるため本選びに失敗しにくい。

 

薄い本を選ぶ

読書初心者はどうしても最初から最後まで全部読みたがる傾向がある。

この辺りの話は後で行う。

 

薄い本を選ぶことで読み切るまでのハードルが低くなり、読み切った後の達成感がすごい。

1冊読み切ったという自信が付き、次の本を読みたくなる

 

物語風なものを選ぶ

本質のみがつらつらと書かれている本は、時に読むのが苦痛になってくる。

そんな人には、物語風になっている本をおすすめする。

 

人は物語が好きな生き物だ。

読み始めると続きが気になって気になって仕方がなくなり、気づいたら読み終わっている。

 

徐々にレベルアップ

自信がついてきたらいよいよ、骨太な自己啓発本にチャレンジする。

だいたいは画像のような太さの本だが、中には辞書のような分厚さの本もある。

 

 

ちなみにこの「思考は現実化する」は買っただけでまだ読めていない。

 

図書館に行ってみる

「本屋」は本を売っている場所だ。

つまり商売である以上は、本屋に置いてある本は売れる見込みのある本だけなのだ。

 

読書に慣れてきたら1度図書館に行くことをおすすめする。

本屋には置いていない珍しい本に出合えるかもしれない。

 

ちなみに私はまだ出会えていない。

 

本の読み方

読み方

 

「いやいや、好きに読ませろよ」

と聞こえてきそうだが、ちょっと待ってほしい。

上にも書いたが、本は全て読む必要は無い。

 

本に書かれているモノの中で1つでも吸収し生活に落とし込むことができればその本の値段以上の価値を手にしたことになる

と言われている。

 

1ヶ月に何冊も読んでいる人の多くは、以下のような読み方をしている。

 

1."はじめに"を読む

まずはここから。

 

"はじめに"で既に一番著者が伝えたいことが書かれていることが多い

 

大学生の頃に読書に挑戦した時は、早く内容が知りたいからとこの大事な部分をすっ飛ばしていた。

そして本文のみを最初から最後まで読もうとして、結局何も掴めないまま挫折していた。

 

2."おわりに"を読む

本文をすっ飛ばし、すぐに"おわりに"を読む。

"はじめに"と同じような字面が多くある可能性が高いが、”はじめに”と”おわりに”を読むことで本の要約を見ることができる

 

慣れると「あ、この本の言いたいことはこういうことなのね」と仮設を立てることができる。

その後で本文を読むため、この仮設は間違っていても良い。

 

「仮設は違ってたけど、こういうことだったのか」

「お!仮設は正しかった」

等、気づきが有り印象が深くなる。

 

3."目次"を読む

内容の仮説を立てたうえで、仮説が正しいかどうか分かりそうなところや気になる所だけを読む

もし一部分だけを読んで理解できなければその前後を読む。

 

そうするとかなり時間を短縮できる。

 

ただ問題があるとすれば、「全部気になる」ということ。

最初は全部気になって読んでしまうのだが、少しずつ自分にとって重要な部分がどの辺りに書かれているのかが感覚的にわかるようになってくる。

そういう意味でも、最初の内は薄めの本をおすすめしている。

 

 

最初の1冊におすすめの本

1冊

 

この本達がきっかけで読書習慣が身につけられた。

紹介する全ての本が物語風になっている。

 

チーズはどこへ消えた?

読書初心者に絶対おすすめできる本はこの「チーズはどこへ消えた?」だ。

この本はとても薄い。 そして物語になっていて読みやすい。

本のテーマは「変化」。

 

読書を習慣化したいと思ったきっかけを思い出してほしい。

「今の自分を変えたい」

「本からインプットして視野を広げたい」

そう思って、多くの成功者と同じ読書習慣をつけようとしたのではないだろうか。

 

自分を変えるきっかけ作りに読書を選んだ。

本の内容は「変化」とドンピシャ。

そして薄く、物語風で読みやすい

 

これほど読書初心者に適した本があるだろうか。

きっと「変わりたい」と願ったあなたの背中を押してくれることだろう。


白い猫は何をくれた?

こちらはマーケティングの本。

簡単に言うとマーケティングとはモノを売るためのものだ。

 

モノを売るということは、「世の中に価値を提供する」ということになるが

これは商売の話だけではなく、会社員が勤めている会社に価値を感じてもらい評価を得ることにも応用できるため

マーケティングは全てのビジネスパーソンに必要な考え方であると思っている。

 

「白い猫は何をくれた」はいかにして価値を提供するのかが物語風に書かれている本である。

ちなみに、私はこの物語の主人公と自分を重ねてしまい泣きながら読んだ。


営業の魔法

この本も物語風になっている。

最初に言っておくと、私は営業が大嫌いだ。

新卒で入社した飛び込み営業の仕事を3ヶ月で辞めている。

 

でもこの本は「私は営業職じゃないから関係無い」

なんて思ったらもったいない。

営業力は営業職でなくても社会に生きる以上は必要になってくるものだと最近気づいた。

 

売るためのテクニックというよりかは

いかに気持ちよく話をするか。

信用される人になるか。

 

見込み客相手だけではない、近所付き合いや同僚との会話でも役に立つコミュニケーションを知ることができる。


まとめ

 

  • 成功者は皆読書をしている
  • 最初はハードルを低く
  • 全部読まない
  • ”はじめに”と”おわりに”と”目次”
  • 本屋には売れる本しか置かない
  • たまには図書館へ

 

漫画すら読むのが苦痛になるような人でも読書習慣は身に付けることができる。

読書習慣が身につくと日々の隙間時間の使い方を考えるようになるし、インプットの量も増える。

モノの見かたが変わり、少しずつ価値観も変わる。

 

ただし、最初にもお伝えした通りインプットだけではなく読んだ本の中の、1つだけでも良いからアウトプットの習慣も忘れないようにしたい。

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