もうすぐ年末です。
「今年も痩せられなかった」
「来年こそは痩せたい!」
そんな決意の中、迫りくる年末の食っちゃ寝イベント。
でも安心してください。ダイエットはいつ始めたって遅すぎることはありません。
そしてとりあえず年末年始は食べて飲んで楽しみましょう。ストレスもまたダイエットの敵だからです。
長い人生の1週間くらいぐーたら過ごしてもすぐに取返しはつきます。
私も3年前にダイエットを始めたタイミングは、誰もがほぼ同じタイミングで決意するであろう年始の1月2日でした。同じ日に決意して敗れていった者も多い中で私は痩せることができました。ダイエットの途中で筋トレにはまり、今ではダイエット前と体重が変わらないのに、同じ体組成計で体脂肪率は23%→12%まで減らすことができました。
(一般家庭用の体組成計の体脂肪率は当てになりませんが、目安としてみる分には良いかなと思っています。)
振り返るとある3つの習慣のおかげで上手くいったのだと確信しています。
今年の内から3つの習慣を身に着けておけば、年末年始のイベントが終わった後もスムーズにダイエットを続けることができるはずです。
先に結論から言うと、今年の内に身に着けるべき習慣は以下の3つです。
- 毎朝体重計に乗る
- 毎日食べてる物を把握する
- 毎日裸で鏡の前に立ち妄想する
この3つが習慣化すれば、ダイエットの成功率は80%以上あると思っています。
これは決して大げさな表現ではなく私の経験上、上記3つが習慣化すると「今はダイエット中なんだ!」と、いちいち意識しなくても太るような食事はしなくなります。
体重計に乗る
とにかく体重計に乗ってください。
まずは現状把握です。
今いる場所がどこか分からないのにゴールまでの地図は描けません。
ここで言うゴールとは体重の数値ではなく、イメージしている理想の体型になることです。
体重を減らすことが目的ではない
ダイエットの目的は体重を減らすことではありません。
体重の数値はあくまで現状把握のための数字です。
体重が減る=痩せた ではありません。
ダイエット本来の目的は体脂肪を減らすことです。
脂肪を減らしていき、理想の体に近づけていく過程で結果として減っていくのが体重です。
なせ朝に体重計に乗るのか
体重計に乗るタイミングは朝起きて排尿後です。
何も食べたり飲んだりしていない状態で体重計に乗ります。
この条件が一番カラダが安定している状態で体重計に乗ることができます。
例えばお昼に体重計に乗ると、それ以前に食べたものや飲んだもので条件が変わってしまいます。
その他、夜お風呂に入る前と入った後に乗って満足している人がいますがアレはただの現実逃避です。ちなみにこれ、私の父のことです。汗かけば体重は減りますが、上でもお伝えした通り体重を減らすことが目的ではないですから、体の水分が抜けただけで痩せたとは言えません。
毎日食べてる物を把握する
これは私の偏見であり全ての人がそうだとは言いませんが、今まで会ったことのある太っている人全員が「そんなに食べてないんだけどなぁ」って言うんですが大概は食べてます。それか無意識に食べていて忘れているだけです。
食べてないのに太れるわけがないからです。
ペットの食事のように毎日同じ物を食べているなら把握しやすいでしょうが、普通は毎日違うものを食べます。
記録をつけましょう。
記録ダイエット(レコーディングダイエット)
記録ダイエットやレコーディングダイエットというのは聞いたことがあると思います。
実はこの方法、厚生労働省もおすすめしている方法です。
厚生労働省が運営しているe-ヘルスネットというサイトでも記事の中で記録ダイエットについて書かれています。
健康的なダイエット:適切な体重管理で、健康づくりをしよう!-林 芙美
e-ヘルスネット,厚生労働省
最終更新日:2019年3月4日
今では写真を撮るだけでカロリーを表示してくれるアプリがあります。
「FiNC」や「あすけん」が有名ですね。
超便利です。
カロリー計算いらず
毎日記録して毎日体重計に乗っていると、何をどれだけ食べるとどのくらい変わるのかが見えてくるようになります。
そうすると感覚的に「あ、今日は食べ過ぎかな」とか「朝と昼はこれだけ食べたから夜はこのくらいにしよう」と調整できるようになります。そしてその習慣を続ければ続けるほど調整の精度が上がっていきます。
体重を減らすには
「消費カロリー > 摂取カロリー」
この状態にするしか無いのですが、いちいちカロリー計算なんかしていられません。
しかし、記録の習慣をつけるといちいち計算なんかしなくても感覚的にわかるようになってきます。
そうでなくても写真を撮るだけでカロリーが表示されるアプリを使えばもっと簡単に把握することができます。
良い時代になったものです。
裸で鏡の前に立ち妄想する
結局ダイエットのゴールは見た目です。
理想の見た目になることがゴールなのですから、裸で鏡の前に立って毎日自分の状態を確認します。
鏡の前だけ無駄にお腹を引っ込めたりして誤魔化しても無意味です。
一度目を閉じ理想の姿を妄想する
鏡の前に立ったら一度目を閉じて自分が思うゴール、つまり理想の姿を想像します。
でもそれだけでは弱いので妄想を始めます。
理想の姿で生活している自分、外に出て買い物している自分、着たい服を着ている自分、その格好で家族や友人と話す自分、その時の話題や空気、風の匂い、等々
細かい所までありありと妄想します。
そりゃもう思わずニヤニヤしちゃうくらいに全てを超リアルに妄想します。
再び目を開け現実を直視する
痩せた後の楽しい生活をリアルに妄想した後、再び今の自分をしっかりと見つめます。
すると、今の自分を変えたくて仕方ない気持ちがより一層強くなります。
もう行動せずにはいられなくなります。
私の場合、毎日晩酌するのが習慣だったのですが、リアルに妄想した後現実に戻った時
「ビール飲んでる場合じゃねえぞこれ」と本気で思いはじめ、ダイエットきっかけでお酒を止めることもできました。
決して自分を責めない
現状太ってしまっていることに対して、自分を責める人がいます。
でもそれだと余計にストレスになってしまい自信を無くし、ダイエットが継続できなくなってしまいます。
現状を把握したら、まずはそんな自分を許しましょう。
そして今の自分を好きになってほしいです。
これから「痩せようとしている自分」を好きになるんです。
「痩せた自分」ではなく「痩せようとしている自分」というのがポイントです。
これは心理学に詳しい人に教えてもらった方法ですが、効果は絶大でした。
自信が持てると行動もより積極的になれます。
ダイエットの方法自体はちょっと調べれば簡単に見つかります。
やれば効果が出る方法がわかっているのに、それでもなぜ痩せられないのかというと、やっぱり人間ですから精神的なことも作用します。
ダイエット中は他人に何を言われようとも一切気にせず、「痩せようとしてる自分、偉い、最高!」と自分を気持ちよくさせながら過ごすと日々やる気が続きます。
ダイエット成功率100%に近づけるためには
上で80%と言いましたが、のこりの20%は何かというと
運動です。
運動しなくても痩せることはできるけど、確実にやった方が良いと言えます。
よくダイエット情報を見ていると「運動無し!」なんて甘いこと言ってますが、絶対に運動した方が良いです。よほど腰が悪いとか膝が痛いとか、そういう方以外は絶対に運動した方が良いです。
大事なことなのでもう一度言います。絶対に運動した方が良いです。
例えば犬を飼ってたとして
1日1回も散歩せずに一生家の中にいて食って寝てるだけの状態だったらどうでしょう
「なんて不健康な犬なんだ」って思いませんか?
犬でも散歩するんです。
人だって歩けば良いんです。
ウォーキングは最強
「筋トレやってる人は皆 ”ダイエットには筋トレだ” って言うんだろ」、と思ったかもしれませんが安心してください。
確かに筋トレは個人的に強くオススメしますが
ウォーキングこそ最強の運動です。特におすすめは朝に行うことです。
適度な負荷で有酸素運動ができて、朝日を浴びてセロトニンを出し、歩行瞑想もできて、脂肪をエネルギーに変えて減らすことができる。
本当に優秀すぎる運動です。
運動は嫌なんだけど?
はい、その気持ちわかります。私もそうでしたから。
ダイエット当初は、酒を止めずに運動もせずに食事量だけでなんとかしようと思っていました。
これはオタク気質特有のものかもしれませんが、結果が出始めると楽しくなってきて
「もっと効率の良い方法は無いのか」「もっと見た目が早く変わる方法が無いのか」とどんどん追及していき
最終的にボディメイクが趣味になりました。
年末年始に向けての心構え
とりあえず年末年始は楽しみましょう。
そして新習慣
- 毎朝体重計に乗る
- 毎日食べてる物を把握する
- 毎日裸で鏡の前に立ち妄想する
これをやってみましょう。
更に気が向いたら運動も。
今の自分を許し、自分を好きになって頑張ってください。